主婦が働きやすい職種

家事や育児との両立を目指せる、社会貢献度の高い仕事として、主婦に人気の介護職。パートとして働く魅力はたくさんあります。しかし、働き始める前にいくつか注意点を知っておくと、より安心して仕事に取り組めるでしょう。
介護職は、体力を使う仕事です。入浴介助や移動介助など、身体に負担がかかる作業もあります。そのため、自分の体力に合った業務量かどうかを見極めることが大切です。面接の際に、仕事内容について詳しく質問し、不安な点は解消しておきましょう。また、事業所によっては、身体介助が少ない生活援助中心の仕事もあります。自分の体力や希望に合った職場を選ぶことが重要です。精神的な負担についても理解しておきましょう。認知症の利用者への対応、利用者の死など、精神的に辛い場面に遭遇する可能性もあります。しかし、多くの事業所では、新人研修や定期的な勉強会などで、そうした場面への対応について学ぶ機会が設けられています。同僚や上司に相談しやすい雰囲気づくりもされているので、一人で抱え込まずに、周りの人に頼るようにしましょう。仕事と家庭の両立は、多くの主婦にとって大きな課題です。子どもの急な発熱や学校行事など、家庭の事情で仕事を休まなければならない時もあるでしょう。介護職のパートは、時間の融通が利きやすいというメリットがあります。週に数日、数時間からでも働くことができ、勤務日や時間帯も相談しやすい職場が多いです。事前に家族とよく話し合い、協力体制を整えておきましょう。
介護の仕事には、大変な面もありますが、それ以上にやりがいのある仕事です。利用者の笑顔や感謝の言葉は、大きなモチベーションに繋がります。事前の準備と心構えがあれば、よりスムーズに仕事に取り組むことができます。ぜひ、介護職でパートとして働く魅力を実感してみてください。